ＨＩＳなどインバウンド関連株への警戒感続く、人民元ショックの影響注視

　エイチ・アイ・エス<9603.T>やドンキホーテホールディングス<7532.T>などインバウンド（訪日外個人）関連銘柄は依然、軟調に推移。中国人民銀行が人民元の基準値を１２日に２日連続で切り下げたことを受け、依然、警戒感が膨らんでいる。ＨＩＳやドンキホーテＨＤ、それに三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>はともに３日続落。前日急落したラオックス<8202.T>は一時、前日比２８円高の４８８円と反発したものの買い一巡後は上値では売りが出ている。インバウンド関連株は、この日も中国市場の影響を強く受ける可能性がある。

ＨＩＳの株価は９時５２分現在４３１０円（▼１２５円）
ドンキホーテＨＤの株価は９時５２分現在４９３０円（▼７０円）
三越伊勢丹の株価は９時５２分現在２０１６円（▼２４円）
ラオックスの株価は９時５２分現在４７８円（△１８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）