<動意株・12日>(前引け)=テンプHD、アプライド、福田組

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/12 11:39
 テンプホールディングス<2181.T>=大幅高。同社は11日取引終了後、16年3月期の第1四半期(4~6月)連結決算を発表。売上高は1191億7300万円(前年同期比24.4%増)、営業利益は65億6100万円(同16.9%増)、最終利益は41億9000万円(同21.4%増)と増収2ケタ増益を達成した。企業業績の回復にあわせて求人需要も旺盛で主力の人材派遣事業が好調、最終利益は4~6月期として過去最高を更新している。これを評価するかたちで買いが集中している。

 アプライド<3020.T>=ストップ高カイ気配。同社は11日取引終了後に、16年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表。営業利益は1億2800万円(前年同期比69.8%)となり、上半期計画3800万円を大きく超過した。売上高は69億4400万円(同16.1%増)で着地。主力のパソコン・ゲーム事業で他社との差別化を進めたことが功を奏したほか、売上高の伸びに対して販管費の伸びが4.5%にとどまったことが利益を押し上げた。

 福田組<1899.T>=急伸。同社は11日取引終了後、15年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1380億円から1550億円(前期比6.0%増)へ、営業利益を45億円から57億円(同0.6%増)へそれぞれ大幅に増額した。営業利益は従来の2割減益見通しから増益に変わったことでポジティブサプライズとなった。大都市圏を中心とした民間需要の好調と官庁土木工事の大型受注などが計画を上回って推移している。また、手持工事の進捗も順調で、売上高は当初予定を大きく超過する見込みとなった。利益面でも採算性改善と施工効率向上による固定費負担率の減少などが従来予想を超え、資材価格や労務単価上昇などのコスト要因を吸収する見通し。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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