福田組が15年12月期営業利益を57億円予想に上方修正、一転増益見通しに

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/11 16:55
 福田組<1899.T>は11日取引終了後、15年12月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を1380億円から1550億円(前期比6.0%増)へ、営業利益を45億円から57億円(同0.6%増)へ、最終利益を34億円から53億円(同5.5%減)へそれぞれ大幅に増額した。営業利益は従来の2割減益見通しから増益に変わった。
 大都市圏を中心とした民間需要の好調と官庁土木工事の大型受注などが計画を上回って推移している。また、手持ち工事の進捗も順調で、売上高は当初予定を大きく超過する見込みとなった。利益面でも採算性改善と施工効率向上による固定費負担率の減少などが従来予想を超え、資材価格や労務単価上昇などのコスト要因を吸収する見通し。
 あわせて発表した第2四半期累計の連結決算は売上高702億2400万円(前年同期比5.8%増)、営業利益41億3700万円(同15.3%増)、最終利益42億9100万円(同23.1%増)だった。営業利益の第2四半期時点の進捗率は72.6%に達している。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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