近鉄エクスが大幅安、1対2株の株式分割を発表も第1四半期2ケタ営業減益を嫌気

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/08/07 09:40
 近鉄エクスプレス<9375.T>が大幅安。6日の取引終了後、9月30日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表したが、同時に発表した第1四半期(4~6月)連結決算で、売上高827億5200万円(前年同期比10.0%増)、営業利益25億6400万円(同19.7%減)、純利益13億7400万円(同2.1倍)と営業利益が2ケタ減益となったことから、売りが先行している。APLロジスティックスの全株式を取得し同社およびそのグループ会社を連結化したことや、航空貨物輸送の需要増加で売上高は増加したものの、APLロジスティックスの連結化に伴い、株式取得関連費用を計上したことなどから営業利益は減益となった。
 なお、16年3月期通期業予想について、売上高を従来予想の3500億円から4500億円(前期比37.5%増)へ上方修正した。前述のAPLロジスティックスの連結子会社化が要因。ただ、営業利益は180億円(同8.7%増)、純利益は117億円(同11.5%増)で据え置いている。

近鉄エクスの株価は9時35分現在5400円(▼190円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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