日ケミコンが一時７％安と急落、アルミ電解の需給の緩みを警戒

　日本ケミコン<6997.T>が急落。株価は一時２４円（７．２％）安の３１１円まで売られ、年初来安値を更新した。同社は３日に第１四半期（４～６月期）の決算を発表、営業利益は前期比１０．５％減の１４億２７００万円だった。また、前年同期の営業利益（１５億９５００万円）との比較でも減益となっていることは、円安効果を考慮すればネガティブな内容との見方も出ている。ゴールドマン・サックス証券では３日、「アルミ電解の需給改善が依然途上にあることを示唆する」と指摘。中期成長期待は乏しいとして、「売り」を継続、目標株価は３２０円から３１０円に引き下げている。

日ケミコンの株価は１４時３１分現在３１４円（▼２１円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）