大和工が後場上げ幅を拡大、海外原料コスト改善し16年3月期業績予想を上方修正

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/29 13:19
 大和工業<5444.T>が後場に入り上げ幅を拡大している。午後1時に、16年3月期の連結業績見通しについて、営業利益を従来予想の65億円から80億円(前期比14.4%増)へ、純利益を同105億円から120億円(同10.3%減)へ上方修正したことが好感されている。海外の原料コストが改善していることなどが要因という。なお、売上高は従来予想の1550億円(同17.3%減)を据え置いている。
 あわせて発表した第1四半期(4~6月)連結決算は、売上高390億3400万円(前年同期比15.7%減)、営業利益12億1600万円(同51.9%減)、純利益23億400万円(同18.1%減)だった。引き続き中国による安価な鉄鋼製品・半製品輸出による影響を受けているほか、原油価格の下落がコスト減につながる一方、中東での買い控えなどにつながり、減収減益を余儀なくされた。

大和工の株価は13時13分現在2858円(△74円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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