VOYAGEが後場下げ幅を拡大、第3四半期2ケタ増益も材料出尽くし感強まる

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/22 12:49
 VOYAGE GROUP<3688.T>が後場に入り下げ幅を拡大してきた。きょう正午ごろ、第3四半期累計(14年10月~15年6月)連結決算を発表し、売上高131億8500万円(前年同期比17.2%増)、営業利益16億5500万円(同13.7%増)、純利益10億2400万円(同15.3%増)と2ケタ増益となったが、直近で好決算期待の買いが入っていただけに、材料出尽くし感から利益確定売りが出ているようだ。また、従来、無配を予定していた15年9月期の期末配当について、初配となる10円を実施すると発表したが、これに対する反応は限定的だ。
 主力のアドテクノロジー事業が、スマートフォン向けSSP(サプライサイドプラットフォーム)の成長が続いていることに加えて、5月から連結化したKauli社も寄与。一方のメディア事業は商品構成の見直しで採算が改善しており、これらが業績を押し上げた。なお、15年9月期通期業績予想は、売上高180億円(前期比19.6%増)、営業利益23億円(同22.3%増)、純利益13億5000万円(同21.2%増)の従来予想を据え置いている。

VOYAGEの株価は12時40分現在2400円(▼89円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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