ハト派的な発言となれば、ドル円下落も・・・・
東京時間早朝に、ギリシャ政府が6月26日にEU側がギリシャに対して示したものに類似した新提案をEU側に提出。これを受けて、ギリシャのデフォルトとEU離脱への懸念が抑制され、ユーロ円主導で、円安の流れが強まりました。
この為、121円台前半で取引を開始したドル円は一時、122円台を回復する動きとなりました。その後、日経平均株価が反落し、ドル円も伸び悩む局面が見られましたが、下値は堅く、現在も122円手前で堅調な推移を続けています。
しかし、今夜はイェレンFRB議長の講演が予定されており、8日に公表されたFOMC議事要旨(6/16-17分)の内容を踏襲していれば、ギリシャ情勢や中国経済の動向に対し、警戒を示し、利上げを急がない姿勢を改めて強調する可能性があります。
そうなると、ドルが全般的に売られ、ドル円も反落に向かう可能性があります。しかし、ユーロドルが買われ、ユーロ円が更に上昇する場合には、ドル円の下値は自ずと限定的になる為、121円台半ばでは下げ止まり、再び、比較的底堅い揉み合いに転ずるものと思われます。
この為、121円台前半で取引を開始したドル円は一時、122円台を回復する動きとなりました。その後、日経平均株価が反落し、ドル円も伸び悩む局面が見られましたが、下値は堅く、現在も122円手前で堅調な推移を続けています。
しかし、今夜はイェレンFRB議長の講演が予定されており、8日に公表されたFOMC議事要旨(6/16-17分)の内容を踏襲していれば、ギリシャ情勢や中国経済の動向に対し、警戒を示し、利上げを急がない姿勢を改めて強調する可能性があります。
そうなると、ドルが全般的に売られ、ドル円も反落に向かう可能性があります。しかし、ユーロドルが買われ、ユーロ円が更に上昇する場合には、ドル円の下値は自ずと限定的になる為、121円台半ばでは下げ止まり、再び、比較的底堅い揉み合いに転ずるものと思われます。