<クローズアップ> ストレスチェック義務化へ、市場拡大で新規参入活発化(3/3)

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/06 08:30
 伊藤忠テクノソリューションズ<4739.T>は4月1日から、健康診断や問診の結果および保健指導、面談記録など心と体の経年の健康情報をクラウドで一元的に管理し、従業員の健康管理を総合的に支援するサービス「おまかせ健康管理」を手掛けている。

 大塚商会<4768.T>は2月に、就業ソリューション「勤次郎Enterprise」にストレスチェックを伴った「労務環境改善システム」を公開。職場環境のストレス分析・評価により健康管理を支援する。

 キヤノンマーケティングジャパン<8060.T>は、昨年9月から中堅・中小企業向けのメンタル対策強化支援サービスを開始。アドバンテッジのクラウドサービスを利用するかたちで参入した。

 このほかで追い風となりそうなのが、リラクゼーション効果のある「音楽」を提供しているUSEN<4842.T>だ。同社は、快適で過ごしやすい環境をサポートするオフィス用BGM「Sound Design for OFFICE」を展開しており、独自に選曲・編成した「リラックス」「リフレッシュ」「集中力向上」「気づき」の4つがラインアップされている。また、2月からはメンタルヘルス対策ASPサービス「こころの保健室」をスタート。ストレスチェックからeラーニング、組織診断までワンストップでサポートする。

 また、精神科に特化した全国サービスを展開するN・フィールド<6077.T>にも注目したい。同社は訪問看護・介護だけでなく、患者の社会復帰・自立に向けた賃貸物件への入居支援なども手掛け、関連銘柄としてマークしておきたい。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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