<クローズアップ>ペット関連サービスに新潮流、高まる医療、保険ヘのニーズ(3/3)

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/07/01 08:51
 アニコムHDの資料によると、日本でのペット加入率は5%強でペット保険先進国の英国の23~25%に比べて低く、潜在的な市場規模は大きい。この市場を狙って新規参入も多く、今年4月にはNTTドコモ<9437.T>が、ドリームインキュベータ<4310.T>子会社のアイペット損害保険(東京都港区)と組んで「ドコモのペット保険」を開始して注目された。また、KDDI<9433.T>とあいおいニッセイ同和損害保険(東京都渋谷区)との合弁会社au損害保険も昨年4月からペット保険を手掛けており、通信キャリアが意外なところで競争を繰り広げている。

 ペットを飼うということは、最期まで世話をするという責任も伴う。昨年7月、イオン<8267.T>のペット用品子会社イオンペットは、イオンモール幕張新都心店の同社ショップ「pecos(ペコス)」内に犬の介護施設を開設した。24時間スタッフが常駐する預かり施設で、高齢や治療が必要な犬を預かるという。さらにイオンやコーナン商事<7516.T>では一部でペットの葬儀を受け付けており、こうしたサービスも今後ニーズが高まりそうだ。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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