バイオ関連が上昇、富士フイルムなどと連携で再生医療製品の開発報道材料視

　タカラバイオ<4974.T>、テラ<2191.T>、メディネット<2370.T>、セルシード<7776.T>などバイオ関連が軒並み買われている。２３日付の日本経済新聞は「富士フイルムなど医療関連１０社は、培養細胞を使って体の機能を回復させる再生医療製品を海外のバイオ企業と共同開発する」と報じた。富士フイルムなどは「医療産業の集積を目指す特区『京浜臨海ライフイノベーション国際戦略特区』に開発拠点を開設する」と伝えている。日本は再生医療製品を最短３年で実用化できるなど、世界でも開発環境が最も有利な状況にあり、海外のバイオ企業との連携で急成長余地がある先端医療分野での主導権を握る構え。安倍政権も再生医療を成長戦略の柱の一つに掲げており、官民挙げての取り組みに期待が膨らんでいる。

タカラバイオの株価は９時３分現在１４１０円（△１７円）
セルシードの株価は９時３分現在７５１円（△３０円）カイ気配
テラの株価は９時３分現在１４４０円（△２２円）
メディネットの株価は９時３分現在２４９円（△１６円）カイ気配
富士フイルムの株価は９時３分現在４７０２．５円（△１６．０円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）