ディップが新値圏走る、業績好調で高ROEと増配姿勢も評価

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/06/10 11:14
 ディップ<2379.T>が反発、一時450円高の1万380円まで上値を伸ばし、5日移動平均線を絡め年初来高値圏を走る展開。企業業績回復とともに求人需要も高まり、労働需給のタイト化が進んでいる。同社はアルバイト求人情報サイト「バイトル」や派遣求人情報サイト「はたらこねっと」を運営、積極的な広告宣伝効果も功を奏し業績は絶好調。本業の儲けを示す営業利益は前期2.8倍と急拡大したが、16年2月期も14.4%増の55億円と2ケタ増益をキープする見通し。配当利回りは1%以下と低いものの、株主還元に前向きに取り組んでおり、前期の年間配当は前の期比55円増の78円、今期84円と増配を続ける。資本効率の高い経営に対する市場の視線が強まるなか、ROEが52%台と非常に高いことも評価材料。

ディップの株価は11時7分現在1万280円(△350円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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