復配で機関投資家の保有も
-----------------------------------------
*6月3日追記
一時125円台と12年半ぶりの水準まで円安が進行しましたが、5日(金)に米国で5月の雇用統計の発表を控え、円安にも一服感が見られています。
同社は豪州から石炭を買い付けているため、対豪ドルで円高が進むと収益面にはプラスに働きます。
昨年末からの上昇率が6%程と、市場平均の20%を下回っていることから、出遅れ感に着目した資金の流入が期待できそうです。
-----------------------------------------
■注目銘柄
┗住石ホールディングス(1514)
傘下の住石マテリアルズが豪州の炭鉱会社ワンボに資本参加し、石炭の輸入販売が主力になっています。
同社はワンボ社と過去の配当金をめぐって係争中でしたが、住石が全面勝訴し過年度分の配当金として、51億円余りの特別利益を計上しました。
上場後、6期にわたって無配が続いていましたが、特別利益計上を受けて15年3月期の復配を発表。また、同社初となる自社株買いを発表しました。
自社株買いは100万株(発行済み株式総数の1.69%)を上限としていますが、日々の商いが30万株程度ですので、インパクトは大きいといえます。
自社株買いによる需給改善で、年初来高値134円程度までの反発が期待できそうです。
小野山 功
*6月3日追記
一時125円台と12年半ぶりの水準まで円安が進行しましたが、5日(金)に米国で5月の雇用統計の発表を控え、円安にも一服感が見られています。
同社は豪州から石炭を買い付けているため、対豪ドルで円高が進むと収益面にはプラスに働きます。
昨年末からの上昇率が6%程と、市場平均の20%を下回っていることから、出遅れ感に着目した資金の流入が期待できそうです。
-----------------------------------------
■注目銘柄
┗住石ホールディングス(1514)
傘下の住石マテリアルズが豪州の炭鉱会社ワンボに資本参加し、石炭の輸入販売が主力になっています。
同社はワンボ社と過去の配当金をめぐって係争中でしたが、住石が全面勝訴し過年度分の配当金として、51億円余りの特別利益を計上しました。
上場後、6期にわたって無配が続いていましたが、特別利益計上を受けて15年3月期の復配を発表。また、同社初となる自社株買いを発表しました。
自社株買いは100万株(発行済み株式総数の1.69%)を上限としていますが、日々の商いが30万株程度ですので、インパクトは大きいといえます。
自社株買いによる需給改善で、年初来高値134円程度までの反発が期待できそうです。
小野山 功