<動意株・20日>(大引け)=東洋電、TOTO、プロルート丸光など

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/05/20 15:25
 東洋電機製造<6505.T>=後場ストップ高。同社はきょう、東京大学大学院新領域創成科学研究科の藤本准教授らの研究グループおよび日本精工<6471.T>と共同で、世界で初めてワイヤレス電力伝送を用いたインホイールモーターを開発したと発表。これが材料視されているようだ。あわせて、開発したインホイールモーターを電気自動車(EV)に搭載し、走行に成功したことも明らかにしている。

 TOTO<5332.T>=7連騰で2000円大台乗せ。19日取引終了後に、10月1日付で9月末株主を対象に売買単位を1000株から100株に変更し、同時に2株を1株に株式併合すると発表した。これにより同社株の最低投資金額は従来比5分の1になる。個人投資家資金を引き込み、売買が活性化するとの思惑から短期資金の買いを誘っている。

 プロルート丸光<8256.T>=ストップ高。今年2月に中国シンクタンクと業務提携を発表し、免税販売小売り事業を開始したことで、インバウンド消費関連としての注目度が高まっているが、この日発表の4月の訪日外国人客数が176万4000人(前年同月比43.3%増)を記録し、3カ月連続で単月過去最高を更新したことから、物色人気を集めたもよう。同社は13日には、免税販売小売事業「丸屋免税店」を、6月1日付で大阪本店2階にオープンすると発表しており、これを材料視する動きも継続しているようだ。

 栄光ホールディングス<6053.T>=ストップ高。19日の取引終了後、通信教育「Z会」を手掛ける増進会出版社の子会社であるZEホールディングスからTOB(株式公開買い付け)を受けたことを発表。これを受け、TOB価格1550円にサヤ寄せする動きとなっている。また、同社の筆頭株主である進学会<9760.T>は栄光HDが実施する自社株の公開買い付けに応じて保有株を手放す方針を発表。同社株も一時、ストップ高に買われている。栄光HDに対するZEホールディングスのTOBでの買い付け予定株数は884万1688株で買付金額は約137億円。買付期間は6月19日から7月31日の予定。買い付け予定株数の上限は定めておらず、栄光HDは上場廃止となる見込み。

 クロス・マーケティンググループ<3675.T>=ストップ高。14日の取引終了後、第2四半期累計(1~6月)連結利益予想を大幅に上方修正しことをきっかけに人気を集めている。営業利益を前回の2億7500万円から4億8000万円(前年同期比91.2%増)へ引き上げたが、第1四半期で4億6700万円(同20.6%増)と進捗率が97%に達しており、一段の利益上振れ期待が買い気を誘っている。

 ボルテージ<3639.T>=ストップ高。同社は19日の取引終了後、大人気コミック「花より男子」を原作とする恋愛ドラマアプリ「花より男子 F4とファーストキス」を7月上旬から配信すると発表しており、原作コミックやドラマ・映画が人気となった作品のアプリ化だけに、ヒットへの期待が膨らんでいるようだ。同アプリは、出版元の集英社や原作者である神尾葉子氏と共同で制作したソフトで、ストーリーは神尾氏が監修。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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