関西電力とは明暗を分ける
※5/14 追記
■注目銘柄
┗東京電力(9501)
東京電力は変わらずを挟んで4連騰し、昨日年初来高値を更新しました。
すでに4月28日に決算を発表していますが、15年3月期は連結経常利益が前期比2倍の2,080億円と2期連続で黒字を確保。4期連続営業赤字の関西電力(9203)とは明暗を分ける形です。
原発は依然として再稼働の目途は立たないものの、原油価格が1ドル/バーレル安くなると、年間でおよそ240億円ものコスト削減要因になります。
今期は、原発の運転計画を見通せないため業績予想が開示されていませんが、燃料費減少で3期連続の営業黒字が視野に入ります。
また、原発の再稼働が見通せないため、海外のヘッジファンド等が電力株のショート(売り)ポジションを保有しており、ファンドの決算期を前にポジション解消の動きが見られているとの憶測もあるようです。
市場では株価水準が低位の銘柄を物色する動きも見られています。昨年の高値(519円)を更新してきましたので、一昨年の高値(841円)を目指す動きが期待できるかもしれません。
小野山 功
■注目銘柄
┗東京電力(9501)
東京電力は変わらずを挟んで4連騰し、昨日年初来高値を更新しました。
すでに4月28日に決算を発表していますが、15年3月期は連結経常利益が前期比2倍の2,080億円と2期連続で黒字を確保。4期連続営業赤字の関西電力(9203)とは明暗を分ける形です。
原発は依然として再稼働の目途は立たないものの、原油価格が1ドル/バーレル安くなると、年間でおよそ240億円ものコスト削減要因になります。
今期は、原発の運転計画を見通せないため業績予想が開示されていませんが、燃料費減少で3期連続の営業黒字が視野に入ります。
また、原発の再稼働が見通せないため、海外のヘッジファンド等が電力株のショート(売り)ポジションを保有しており、ファンドの決算期を前にポジション解消の動きが見られているとの憶測もあるようです。
市場では株価水準が低位の銘柄を物色する動きも見られています。昨年の高値(519円)を更新してきましたので、一昨年の高値(841円)を目指す動きが期待できるかもしれません。
小野山 功