ドル円、株価睨みの展開継続・・・・・

昨日は株高、今日は？

　昨日は中国人民銀行の追加緩和観測が強まり、世界的に株式市場が急伸。リスク選好の流れから、円売りが強まり、ドル円は120円台を回復しました。

　しかし、今日は、日本株、上海株とも反落し、米国株先物も現在は、小幅反落となっており、今後の欧米株価動向が気になる処です。もし、欧米株も反落する動きとなれば、リスク回避の円買いにより、ドル円は119円台に反落する可能性が高まります。

　その一方、ギリシャへの懸念の高まりからユーロドルが下落基調を強める可能性が有る為、これが全般的なドル押し上げにつながれば、ドル円の下値は支えられるかもしれません。

　これらを勘案すると、今日のドル円は海外時間も、明確な方向性に掛け、一進一退の揉み合いを継続すると見る事が出来そうです。それでも、欧米株式市場動向には振らされる可能性がありますので、注意したい処です。