共和電が5日続伸、計測器分野の活躍評価で中期スタンスの買い

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/17 11:00
 共和電業<6853.T>が5日続伸、上値指向を徐々に強めてきた。微小なひずみを電気信号として検出する「ひずみゲージ」で国内シェア推定4割のトップメーカー。自動車向け試験計測機が収益に貢献しているほか、鉄道、環境関連、工業計測分野などで売り上げを伸ばし、15年12月期は前期比11.1%増の20億5000万円と4期連続で2ケタ成長が予想されている。安倍政権が掲げる「国土強靭化」を背景に老朽化が進む社会インフラのモニタリングビジネスも活躍の舞台、主力の自動車向けでは安全システムへのニーズを背景に収益チャンスを広げている。短期筋の対象となりにくく中期スタンスの実需買いが主流、売買高に過熱感がないのは強みで、「売り物薄のなかPERや配当利回りに映される割安感を足場に静かに水準を切り上げる展開」(中堅証券)で意外高の素地を内包している。

共和電の株価は10時56分現在475円(△10円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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