ＴＹＯは小幅反落、第２四半期は営業利益１２％増も上値は買い手控え

　ティー・ワイ・オー＜4358.T＞は小幅反落。１１日取引終了後に発表した１５年７月期第２四半期累計（８～１月）の連結決算は、売上高１２５億９６００万円（前年同期比７．２％増）、営業利益７億２１００万円（同１２．０％増）、最終利益４億３９００万円（同６７．７％増）と増収大幅増益になった。ただ、株価は先行して上昇しており、上値の買いは手控えられており、高水準に積み上がった信用買い残も重荷になっている。
　第２四半期は国内広告市場復調を背景に主力の広告事業が堅調で、アニメーション、ミュージックビデオなど映像関連事業も拡大。経費節減と高利益率案件の増加などで収益力も高まった。
　通期は売上高２８５億円（前期比７．３％増）、営業利益１８億５０００万円（同８．０％増）、最終利益９億円（同５０．９％増）と従来見通しを据え置いている。

ＴＹＯの株価は１０時２９分現在１７９円（▼２円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）