KNTCTに物色資金流入、期末特有の需給思惑が底流

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/03/05 11:02
 KNT-CTホールディングス<9726.T>に物色資金が流入、株価を一時昨年12月9日以来の170円台に乗せ、にわかに動意含みの様相を呈している。国内は京阪神エリアを中心に需要好調で、15年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比3.2%増の4475億円、営業利益は同18.4%増の40億円と2ケタ増益を見込む。一方、株式需給面での思惑も錯綜している。同社の親会社である近畿日本鉄道<9041.T>は、4月1日付で純粋持ち株会社に移行する。また、いすゞ自動車<7202.T>参天製薬<4536.T>をはじめ、日本政策投資銀行が保有している銘柄の上昇が顕著で一部市場関係者の話題となっているが、そのなかKNTCT株式も大株主として保有しており、ここにきての投機資金流入には「期末を目前とした株高思惑」(市場関係者)が底流している。

KNTCTの株価は10時55分現在167円(△2円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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