アクリーティブがＳ高、「外貨によるレジ精算サービス」の提供開始を好感

　アクリーティブ<8423.T>がストップ高し、昨年１月２３日につけた昨年来高値２５３円を一気に更新した。前日に小売店のレジで外国通貨での直接精算を可能にする国内初の「外貨によるレジ精算サービス」の提供を開始すると発表しており、インバウンド消費関連としての人気が急速に高まっている。同ソリューションでは、日本円での支払いに加えて、中国元・台湾ドル・韓国ウォン・タイバーツ・香港ドル・米国ドル・ユーロによる支払いが可能で、まずは１８日から、ドンキホーテホールディングス<7532.T>が全国で展開する店舗のうち、免税販売などインバウンド向けサービスを特に強化している２０店舗で提供を開始する。また、今後は、ドン・キホーテ各店舗を中心に提供店舗の拡大を図り、運用および検証を行った後に、より多くの小売り・サービス事業者への提案を行うという。外国人観光客の増加を背景にした需要の高まりへの期待感から買いが集中しているようだ。

アクリーティブの株価は１０時３０分現在３０１円（△８０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）