ミツミ電は大幅続落、第3四半期は半導体デバイス好調で営業黒字に浮上も材料視されず

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2015/02/06 11:26
 ミツミ電機<6767.T>は大幅続落、一時前日比60円安の822円まで下げ幅を広げた。
 5日取引終了後、15年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表。売上高1134億8400万円(前年同期比6.4%減)、営業損益4億9200万円の黒字(前年同期7000万円の赤字)、最終利益34億6800万円(同2.8倍)と減収ながら損益が急改善した。
 ただ、株価の反応は鈍い。12月8日に昨年来高値1117円をつけてから、調整が続いており、押し目買いに信用買い残が増加していることも上値を重くしているようだ。
 第3四半期は主力の半導体デバイスの好調と売上原価の低減で粗利が拡大。営業損益が黒字浮上し、為替差益などの計上もあり、最終利益が大きく増加した。通期は売上高1650億円(前期比4.9%増)、営業利益30億円(同4.8倍)、最終利益15億円(同53.5%減)と従来見通しを据え置いている。

ミツミ電の株価は11時23分現在836円(▼46円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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