アスコットが続急騰、第１四半期営業損益の黒字転換を好感

　アスコット<3264.T>が続急騰し、一時、前日比７１円（３５．１％）高の２７３円まで買われ、１３年４月１０日以来の高値水準となった。２８日の取引終了後に発表した第１四半期（１０～１２月）連結決算で、売上高８億１５００万円（前年同期比２５．１％減）、営業損益１６００万円の黒字（前年同期１１００万円の赤字）、最終損益１４００万円の赤字（同３１００万円の赤字）と営業損益が黒字転換したことが好感されている。不動産開発事業で、分譲マンション開発１棟（共同事業）の竣工引き渡しを完了したほか、不動産ソリューション事業でもバリューアップ物件１棟を売却したことなどが寄与した。
　なお、１５年９月期通期業績予想は売上高７０億３７００万円（前期比２倍）、営業利益６億８９００万円（同３．２倍）、純利益４億６６００万円（同２．８倍）の従来予想を据え置いた。

アスコットの株価は１１時２６分現在２５０円（△４８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）