ワイイーデータが１５年３月期業績予想を下方修正、先行設備投資の発生などで損益悪化

　ワイ・イー・データ<6950.T>がこの日の取引終了後、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の３２億円（前期比３１．９％増）を据え置いたものの、営業損益を３０００万円の黒字から３０００万円の赤字（前期５億４４００万円の赤字）へ、最終損益を２億円の赤字から２億２０００万円の赤字（同６億５８００万円の赤字）へ下方修正した。売上高は主力のガルバノスキャナシステムやロボット応用システムの増加、情報マルチメディア製品の堅調な推移で従来予想数値を確保する見通しだが、来期に向けての先行設備投資の発生や、顧客要求対応費用の増加などで、営業損益以下は下方修正したという。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（３月２１日～１２月２０日）決算は、売上高２１億４５００万円（前年同期比１６．５％増）、営業損益８５００万円の赤字（前年同期４億５００万円の赤字）、最終損益２億７９００万円の赤字（同４億１０００万円の赤字）だった。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）