ハイイールド債に注目

原油価格の下落が続いています。専門家からは「1バレル=40ドル割れも」、あるいは、「20ドルまで下げる」との声が聞こえており、下値メドがはっきりしないことから株式市場の下落にも繋がっています。原油価格の下落に伴いファンドの閉鎖に追い込まれたところも出始めているようです。また、米シェール企業の破産に関するニュースも年明け早々伝わっています。
米シェール開発会社には中小の企業が多く、高い開発費の手当を借入・社債に頼ることになります。中小企業は借入の制限も厳しく、そこで資金調達の手段として利用されるのが、ハイイールド債(信用の問題から借入金利が高くなります)の市場となります。一部の債券にはプライスの立たないものも出始めていると囁かれており、本格的にハイイールド債の市場が崩れるようだと、一段のリスクオフに繋がりかねないだけに目が離せませんが、チャートを確認すると、大きな崩れになるようには思えません。とは言え、原油価格の下げが落ち着くまではしっかりとチェックしていきたい市場と言えそうです。
米シェール開発会社には中小の企業が多く、高い開発費の手当を借入・社債に頼ることになります。中小企業は借入の制限も厳しく、そこで資金調達の手段として利用されるのが、ハイイールド債(信用の問題から借入金利が高くなります)の市場となります。一部の債券にはプライスの立たないものも出始めていると囁かれており、本格的にハイイールド債の市場が崩れるようだと、一段のリスクオフに繋がりかねないだけに目が離せませんが、チャートを確認すると、大きな崩れになるようには思えません。とは言え、原油価格の下げが落ち着くまではしっかりとチェックしていきたい市場と言えそうです。