パナＳＵＮＸが反発、アップル“横浜上陸”はＦＡ機器需要も喚起

　パナソニック　デバイスＳＵＮＸ<6860.T>が反発、一時５０円高の８７９円まで上値を伸ばした。アップルは来春をめどに研究開発拠点を横浜市のみなとみらい地区に開設する計画にあり、ｉＰｈｏｎｅ向けにデバイスを納入する電子部品メーカーの株価を大いに刺激しているが、これはメーカーの設備投資需要の増勢を背景に同社のようなＦＡ機器を手掛ける企業にとっても商機拡大を意味する。自動車生産ライン向けも好調持続、会社側が予想する１５年３月期通期の経常利益３８億円（前期比５．５％増）は保守的な下期業績見通しが前提となっており、上振れする可能性を指摘する声も強い。

パナＳＵＮＸの株価は１４時２３分現在８５６円（△２７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）