ＥＣＢ総裁会見に注目・・・・・

ユーロドル急落ならドル円も上昇へ・・・・・

　本日は、ＥＣＢ理事会とドラギ総裁の会見が注目されます。市場予想では、ＥＣＢは社債購入等の量的緩和拡大策を打ち出す可能性は指摘されていますが、ドイツの反対もあって、国債購入までには踏み込めないと見られています。

　しかし、先月21日の講演で、ドラギ総裁は、「ユーロ圏のインフレ率を迅速に高めなければならない」、「その為に資産購入の幅を広げる事も辞さない」と述べており、今回の理事会でも「国債購入」開始に向けて、理事会での議論を進めるはずです。

　総裁会見で、「国債購入」への議論が進展している事が示される事となれば、市場の予想以上の量的緩和策を示した事となります。この為、総裁発言でユーロドルは急落する可能性が高いものと思われます。

　その場合、ドル買いの流れが強まりますから、当然、ドル円も上昇する事になりそうです。この為、本日のドル円は、愈々、120円の大台乗せを期待できそうです。