三井海洋が大幅安で7カ月ぶり新安値、原油市況下落で嫌気売り続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/11/19 14:34
 三井海洋開発<6269.T>が大幅安、4月15日につけた年初来安値2059円を7カ月ぶりに下回り、新安値に売られている。株価はきょうで3日続落だが、ここ調整色が際立っており、11月5日以降の11営業日で前日比プラスだった日はわずかに2日間のみ。同社は浮体式のガス・石油生産設備を手掛けるが、最近の原油価格低落をネガティブ視する売りが止まらない。米国のWTI原油先物価格は前日時点で1バレル=74.61ドルと年初来の安値近辺で推移している。同社は6日に、14年12月期通期の連結営業利益を従来予想の80億円から50億円(前期比35.0%増)に下方修正しており、原油安がさらなる収益環境の悪化をもたらすのではないかという不安心理を煽っているようだ。

三井海洋の株価は14時24分現在2052円(▼107円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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