円安のスピード調整・・・・・

115円台は押し目買い狙いで・・・・・

　朝方発表された我が国の第3四半期GDPでは、予想外のマイナス成長となり、日経平均株価が急反落。ドル円も消費税再増税延期期待からの上昇に変調を来しました。

　先週、既に、対オセアニア通貨や対ユーロ等ではドル買いトレンドが一服しており、ドル買いトレンドの調整の流れがドル円にも波及する可能性はありました。

　株価の急落と云う「リスクオフ」の流れが起こると、これまでも、円を買い戻す動きが強まる事が多かったので、今日の動きも特に変わったものとは云えず、寧ろ、セオリー通りの動きと見る事は出来ます。

　今週はFOMC議事要旨や米住宅着工件数、米CPI等、週後半に掛けて重要な米経済指標の発表が予定されており、強い数字となれば、ドルが対主要通貨で再び上昇する可能性が高く、その場合にはドル円も上昇基調を取り戻すものと思われます。此処は押し目買いを狙いたいレベルです。