コロワイドが続落、15年3月期業績予想を下方修正で、カッパHDへのTOB費用など響く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/30 09:08
 コロワイド<7616.T>が続落。29日の取引終了後、15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1509億500万円から1781億8700万円(前年同期比20.0%増)へ上方修正した一方、営業利益を同74億9200万円から67億5200万円(前期比4.9%増)へ、純利益を同15億3700万円から6億100万円(同57.7%減)に下方修正し、最終利益を増益予想から一転して大幅減益予想としたことが嫌気されている。カッパ・クリエイトホールディングス<7421.T>に対するTOB実施による連結子会社化を織り込み、売上高は上方修正したものの、首都圏での競争の激化による苦戦や、円安の影響による輸入食材価格の値上がり、さらにカッパHDの株式取得や、連結子会社レインズインターナショナルへの追加株式取得にかかわる金融費用などの負担を見積もった結果としている。

コロワイドの株価は9時5分現在1320円(▼25円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄 株価 前日比
1,638.0
(01/10)
-28.0
(-1.68%)
1,489.0
(01/10)
-34.0
(-2.23%)