マイナス金利の影響強まる・・・・・
今日は日経平均株価が急反落となりました。その影響もあって、米国株先物も値を消しており、株安、米国債高(利回り低下)の流れとなっていて、ドル円も下がっています。つまり、典型的な「リスク回避」の動きが強まっていると云う事が出来ます。
一方、ユーロドルも堅調で現在、1.28ドルの大台を回復し、一時は昨日の高値を上回る展開となっていました。よくよく考えてみますと、以前なら、株が買われるとユーロが買われ、株が売られるとユーロが売られる事が多く、ユーロは「リスク選好」で上がる通貨との印象があります。
それが、どうして、「リスク回避」なのに買われるのかと云えば、これはユーロの短期金利がマイナスになっている為だと思われます。欧州の機関投資家は、ユーロの短期金利がマイナスとなっている為、ユーロを売ってリスク資産に投資するしかなくなります。
しかし、リスク資産の価格が急落を開始してしまい、損失を限定する為には、持っていた資産を処分し、その通貨を売って、ユーロを買い戻す事で、全てのポジションが解消される事になります。元々、金利がゼロに近い調達通貨は円とスイスフラン程度しか無かったのですが、ドルがこれに加わり、今や、最も短期金利の低い通貨はユーロになっていますから、これまでの常識とは異なった動きも見られる様になりました。
一方、ユーロドルも堅調で現在、1.28ドルの大台を回復し、一時は昨日の高値を上回る展開となっていました。よくよく考えてみますと、以前なら、株が買われるとユーロが買われ、株が売られるとユーロが売られる事が多く、ユーロは「リスク選好」で上がる通貨との印象があります。
それが、どうして、「リスク回避」なのに買われるのかと云えば、これはユーロの短期金利がマイナスになっている為だと思われます。欧州の機関投資家は、ユーロの短期金利がマイナスとなっている為、ユーロを売ってリスク資産に投資するしかなくなります。
しかし、リスク資産の価格が急落を開始してしまい、損失を限定する為には、持っていた資産を処分し、その通貨を売って、ユーロを買い戻す事で、全てのポジションが解消される事になります。元々、金利がゼロに近い調達通貨は円とスイスフラン程度しか無かったのですが、ドルがこれに加わり、今や、最も短期金利の低い通貨はユーロになっていますから、これまでの常識とは異なった動きも見られる様になりました。