鉱研工業など地熱発電関連株が買われる、九州電力が受け入れ再開と伝わる

　地熱発電関連株が人気化。鉱研工業＜6297.T＞が一時ストップ高、横田製作所＜6248.T＞もストップ高と急伸している。１７日付の日本経済新聞は、再生可能エネルギーの受け入れを中断問題で「九州電力<9508.T>は地熱と水力発電の受け入れを再開する方針」と伝えた。太陽光や風力は天候による発電量の変動が大きい一方、地熱や水力は安定した発電が見込めるため、受け入れを再開する方針だという。
　鉱研工業は地下資源工事用掘削機械大手で温泉・地下水開発で実績を持つほか、横田製作所はポンプ製品などを製造し温泉水などに耐食性を持つステンレス合金を手掛けている。また、鹿児島で地熱発電所を手掛ける日鉄鉱業<1515.T>やグループ会社に「日本地熱発電」を持つジオネクスト<3777.T>もしっかり。

鉱研工業の株価は１１時３０分現在７２９円（△９９円）
横田製作所の株価は１１時３０分現在１６３２円（△３００円）
日鉄鉱の株価は１１時３０分現在３９２円（△４円）
ジオネクストの株価は１１時３０分現在１２５円（△３円）




出所：株経通信（株式会社みんかぶ）