米国債と株価睨みの展開続く・・・・
米小売売上高が今年1月以来の前月比マイナスとなり、米PPIも昨年8月以来のマイナスとなりました。これが米国の消費鈍化とインフレ率の一段の伸び鈍化を連想させ、FRBの利上げ観測が大きく後退。米国債相場は急騰し、2年債利回りは一時0.30%を割り込み、10年債利回りも、昨年5月以来の1.90%割れまで急低下しました。
これがドル全面安につながり、ドル円は105円台前半まで急落し、ユーロドルは1.28ドル台後半まで急反発。豪ドルやポンド等も対ドルで大幅高となりました。一方、今日の東京時間には日経平均株価こそ大幅反落となりましたが、米国株先物は反発に転じており、今夜の米国市場は落ち着きを取り戻す可能性があり、それを先取りする形で、ドル円は106円台で堅調な推移を続けています。
しかし、106円台半ばから後半に掛けては、一昨日までにドルを買っていた向きが手仕舞い売りを入れて来るものと思われる為、徐々にドルの上値が重くなる展開に移行するものと思われます。唯、今日は、複数の地区連銀総裁の発言が予定されていますが、今日の発言者にはタカ派の方が多くなっていますから、それがドルの下値を支える事になるかもしれません。
又、米鉱工業生産や米フィラデルフィア連銀景況指数の発表も予定されており、昨日に引き続き弱い数字が続けば、再び、米国債利回りと米国株が低下する可能性もあり、それがドルを圧迫する事になるかもしれません。その意味で、今日のドル円は106円を挟んでの上下50銭程度のレンジで揉み合うのではないかと思われます。
これがドル全面安につながり、ドル円は105円台前半まで急落し、ユーロドルは1.28ドル台後半まで急反発。豪ドルやポンド等も対ドルで大幅高となりました。一方、今日の東京時間には日経平均株価こそ大幅反落となりましたが、米国株先物は反発に転じており、今夜の米国市場は落ち着きを取り戻す可能性があり、それを先取りする形で、ドル円は106円台で堅調な推移を続けています。
しかし、106円台半ばから後半に掛けては、一昨日までにドルを買っていた向きが手仕舞い売りを入れて来るものと思われる為、徐々にドルの上値が重くなる展開に移行するものと思われます。唯、今日は、複数の地区連銀総裁の発言が予定されていますが、今日の発言者にはタカ派の方が多くなっていますから、それがドルの下値を支える事になるかもしれません。
又、米鉱工業生産や米フィラデルフィア連銀景況指数の発表も予定されており、昨日に引き続き弱い数字が続けば、再び、米国債利回りと米国株が低下する可能性もあり、それがドルを圧迫する事になるかもしれません。その意味で、今日のドル円は106円を挟んでの上下50銭程度のレンジで揉み合うのではないかと思われます。