松竹が反発、15年2月期業績予想の上方修正を好感、自社作品の「ホットロード」など好調

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/14 13:26
 松竹<9601.T>が反発。前週末10日の取引終了後、15年2月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の881億4000万円から902億7000万円(前期比1.5%増)へ、営業利益を同46億4000万円から64億9000万円(同24.6%減)へ、純利益を同17億2000万円から33億3000万円(同60.8%増)へそれぞれ上方修正したことが好感されている。主力の映像関連事業で同社製作配給作品の「ホットロード」や「超高速!参勤交代」が好成績を挙げたほか、映画興行事業でも米ディズニーの「アナと雪の女王」のヒットにより入場料収入が伸びたことなどが要因。また、新開場から1周年を迎えた歌舞伎座の稼働率が想定を上回っていることなども寄与した。
 10日には日本経済新聞で8月中間期の業績上振れが報じられ、それを受けて会社側でも「第2四半期の連結営業利益予想は記事をさらに上回る見込みであり、通期連結業績予想についても修正する予定」とコメントしていたが、コメント通りの上方修正が好感されているようだ。

松竹の株価は13時20分現在991円(△10円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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