松竹は3日続落も底堅い動き、8月中間期営業益40億円との観測報道、映画ヒットで上振れへ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/10/10 12:44
 松竹<9601.T>が3日続落も底堅い展開。きょう付の日本経済新聞で第2四半期累計(3~8月)は、連結営業利益が前年同期より3割弱少ない40億円強となり、同59%減の22億円を見込んでいた従来予想より上振れすると報じられたことを材料視。記事によると、自社で製作・配給した映画「ホットロード」などがヒットしたほか、歌舞伎の公演も堅調で想定を上回ったという。また、映画館の運営事業も米ディズニーの「アナと雪の女王」のヒットにより入場料収入が伸びたとしており、15年2月期通期予想についても上振れ期待が生じている。
 これに対して会社側では「当社が発表したものではない」としながらも、「第2四半期の連結営業利益予想は記事をさらに上回る見込みであり、通期連結業績予想についても修正する予定。なお、数値については現在精査中であり、決定次第速やかに開示する」とコメントしている。中間決算は来週15日に発表を予定。

松竹の株価は12時39分現在980円(▼5円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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