山下医科が反落、第１四半期営業赤字転落を嫌気

　山下医科器械<3022.T>が反落。９月３０日の取引終了後に発表した第１四半期（６～８月）連結決算で売上高１０５億８２００万円（前年同期比８．４％減）、営業損益４５００万円の赤字（前年同期１億５１００万円の黒字）、最終損益１８００万円の赤字（同９３００万円の黒字）と赤字に転落したことが嫌気されている。注力しているＳＰＤ（院内物品管理システム）事業の契約施設数は増加したが、大型の設備案件が減少していることや、前期に発生した不祥事に伴う国立病院機構の指名停止措置の影響などで減収、営業赤字転落を余儀なくされた。
　なお、１５年５月期通期業績予想は売上高４６３億４８００万円（前期比９．２％減）、営業利益２億２６００万円（同７３．０％減）、最終利益１億７１００万円（同６８．９％減）の従来予想を据え置いている。

山下医科の株価は１１時１０分現在１７１６円（▼２３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）