鈴木金が4日続伸と上げ足に弾み、07年末以来の300円台目前

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/26 10:46
 鈴木金属工業<5657.T>の上げ足に弾みがついてきた。株価はきょうで4日続伸し新値街道を走る。株価は300円台乗せが目前だが、同社株の300円台復帰は07年12月以来6年10カ月ぶりとなる。東証2部上場であまり目立たないが、自動車用弁ばね材、トランスミッション材では世界トップの実力を誇る。4~6月期の連結営業利益は前年同期比2.6倍の7億1200万円と好調、通期30億円(前期比39.1%増)予想は11年3月期の最高利益32億2200万円に次ぐ水準だ。今中間期に2円配当、期末に3円配当の実施を発表しており、年5円配は2期連続の増配となる。習志野工場の設備刷新で生産性が向上しているほか、自動車向けばね材の使用本数の増加や高付加価値化が進展したことで採算性が高まっていることも、同社の利益を押し上げる背景となっている。

鈴木金の株価は10時44分現在297円(△8円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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