第一精工が新高値、スマホ向けコネクター好調で増額濃厚、ロボット関連の側面も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/25 11:00
 第一精工<6640.T>が大幅高で2000円台を回復するとともに、8月28日の年初来高値2034円を払拭、新値街道に突入している。スマートフォン向けなどモバイル機器向けを強みとするコネクター製造大手であり、米アップルのサプライヤーリスト指定企業としても注目度が高い。14年12月期経常利益は前期比20.5%増の16億円を会社側では予想しているが、中国スマートフォンメーカー向けなどの伸びが想定を上回っており「増額修正の公算が大きい」(市場関係者)との見方がここにきての好調な上値追いに反映されているようだ。また、安倍政権が新たな産業革命の主役と位置付けるロボット分野での展開でも穴株素地を持つ。同社は軸に掛かる回転方向の力(トルク)を計測するトルクセンサーで従来品より小型で廉価な製品を開発しており、ロボット分野での引き合いが今後高まる可能性が、買い人気の底流にあるとの見方も根強い。

第一精工の株価は10時55分現在2054円(△67円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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