伊藤忠が反発、サウジアラビアからアルジュベール海水淡水化プラントのリハビリ工事を受注

　伊藤忠商事<8001.T>が反発。５日、同社とササクラ<6303.T>がサウジアラビアの現地資本と共同で設立した合弁会社アクアパワー・ササクラ「ＡＰＳ」が、サウジアラビア海水淡水化公団(ＳＷＣＣ)よりアルジュベール フェーズ２ Ｃ４ ＭＳＦ海水淡水化プラントのリハビリ工事を受注したことを発表した。受注金額は１億４２００万サウジ・リヤル(３８億円相当)で、海水淡水化プラントのリハビリ工事としては大型受注となる。サウジアラビアは生活用水の大部分を海水淡水化プラントに依存している。同国の海水淡水化能力は、今なお世界最大規模だが、近年では老朽化した装置も多数存在し、リハビリ工事が急務となっている。

伊藤忠の株価は９時３１分現在１３５７．５円（△１２．０円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）