ニッパツが反落、1億ドルの海外CB発行で希薄化に警戒感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/04 11:49
 ニッパツ<5991.T>が反落。3日の取引終了後、スイスを中心とする海外市場(米国を除く)で募集する1億ドル(約105億円)の転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行すると発表しており、CBの株式転換による1株当たり利益の希薄化を懸念する売りが出ている。同CBは満期償還日が19年9月20日の5年債。発行日は9月22日。転換価格は3日終値を12.21%上回る10.90ドル(約1144円)で決まった。潜在株式による希薄化率は3.78%となる。調達資金は、ニッパツメキシコの事業資金や設備資金、米国子会社の設備資金、次世代軽量化巻ばねの研究開発資金、それに海外子会社の運転資金のための貸付金などに充てる予定。

ニッパツの株価は11時30分現在988円(▼32円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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