田辺三菱と第一三共が2型糖尿病治療剤「カナグル錠」を発売

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/02 16:31
 田辺三菱製薬<4508.T>第一三共<4568.T>はこの日、2型糖尿病治療剤「カナグル錠100ミリグラム」(一般名「カナグリフロジン水和物」)が薬価基準に収載されたことを受け、9日に新発売することを発表した。
 「カナグル錠」は、腎臓の尿細管において糖の再吸収に関与するトランスポーターであるナトリウム―グルコース共輸送体2を阻害することで、糖の再吸収を抑制、尿中に過剰な糖を排泄し、one doseで長期(52週)にわたり持続したHbA1c低下効果を示すSGLT2阻害剤。
 海外では、導出先のヤンセン・ファーマシューティカルズ(米国ニュージャージー州)が、「INVOKANA」として米国で承認を取得し、8月時点で米国を含め、欧州、カナダ、オーストラリアなど、世界48カ国で承認を受けている。
 「カナグル錠」は、田辺三菱製薬が製造販売を行い、田辺三菱製薬と第一三共が「共同の方針」「共同の戦略」によりプロモーションを展開していく。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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