明豊エンターが動兆、不動産株への資金流入で思惑再燃

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/02 11:41
 明豊エンタープライズ<8927.T>が動兆。同社は新興のマンション開発企業でマンション分譲・賃貸を主力に展開、中古マンションのリニューアル事業へ傾注している。現在は事業再生ADRを使って再建途上にあるが、14年7月期通期の連結売上高は従来予想の63億円から48億2000万円(前期比18.3%減)へ、営業利益は4億3000万円から1億8800万円(同39.2%減)へ下方修正するなど苦戦している。ただ、株価は120円近辺と低位に放置され、材料株物色の対象として市場でも依然注目する向きがあるようだ。10年物国債利回りが0.5%を割り込むなど低金利環境が続いているが、消費増税後の国内マクロ経済の弱さが意識されるなか、日銀の追加金融緩和に向けた思惑が株価の再動意を促している。

明豊エンターの株価は11時30分現在122円(△8円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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