神鋼鋼線が急動意、橋梁強化で思惑、際立つ低PBRにも見直し余地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/28 11:52
 神鋼鋼線工業<5660.T>が急動意。170円後半のもみ合いを一気に上放れてきた。同社は橋梁向けなどをはじめ建造物の耐荷性能を向上させるPC鋼線を手掛けているが、国土強靭化をテーマに喫緊の課題となっている老朽化した橋梁などの補修で、活躍余地が改めて注目されている。また、「脱デフレ相場では会社解散価値を大きく下回る銘柄の修正余地が大きくなる」(国内投資顧問)という指摘があるなか、同社株は依然としてPBR0.68倍に過ぎず、年間5円配当を続けているにもかかわらず解散価値を32%も下回っていることから見直し余地が強く意識されているようだ。

神鋼鋼線の株価は11時30分現在186円(△7円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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