上組が続伸、インドネシアに大型倉庫新設と報じられる

　上組<9364.T>が続伸。きょう付の日本経済新聞で、来秋にもインドネシアのジャカルタ近郊に大型物流倉庫を新設すると報じられたことを材料視。記事によると、東南アジアへの進出を加速する日系自動車部品メーカーや現地企業の半製品を扱うとしており、東南アジア域内物流のハブ拠点と位置づけるという。
　また、１１日の取引終了後に発表した第１四半期（４～６月）連結決算は、売上高６０５億７０００万円（前年同期比２．３％増）、営業利益５９億８６００万円（同２．８％増）、純利益４０億４５００万円（同５．１％増）と増収増益となった。輸送費などの費用が増加したことから国際物流事業は苦戦したが、国内物流で飼料や鉄鋼製品などの取り扱いが増加したことで、増収増益を確保した。
　なお、１５年３月期通期業績は、売上高２３９６億円（前期比０．７％増）、営業利益２２５億円（同２．６％増）、純利益１５１億円（同１．１％減）の従来予想を据え置いている。

上組の株価は１３時４５分現在９６７円（△２１円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）