東京計器が後場大幅高、９月中間期業績予想を上方修正で

　東京計器<7721.T>が後場大幅高。午後２時ごろに、第２四半期累計（４～９月）連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１８３億円から１８９億円（前年同期比３．１％増）へ、営業損益を同４億５０００万円の赤字から１億３０００万円の黒字（同５５．８％減）へ、純損益を同３億７０００万円の赤字から９０００万円の黒字（同５６．５％減）へそれぞれ上方修正したことが好感されている。新造船の建造受注回復で船舶港湾機器事業が想定を上回って推移しているほか、プラスチック加工機械市場や建設機械市場が好調な油空圧機器事業が好調なことが上方修正の要因としている。なお、１５年３月期通期業績予想は、売上高４５３億円（前期比１．６％減）、営業利益２５億円（同３４．７％減）、純利益１５億５０００万円（同３４．９％減）の従来予想を据え置いている。
　同時に発表した第１四半期決算は、売上高８３億２６００万円（前年同期比１４．７％増）、営業損益１億円の赤字（前年同期３億７８００万円の赤字）、最終損益は１億３５００万円の赤字（同１億９４００万円の赤字）だった。

東京計器の株価は１４時１１分現在２６８円（△１３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）