バイタルKSKHDが後場プラスに転じる、15年3月期最終利益予想を上方修正で

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/05 14:34
 バイタルケーエスケー・ホールディングス<3151.T>が後場プラス圏に浮上してきた。午後2時に15年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の5700億円から5676億円(前期比0.5%増)へ下方修正した一方、経常利益を同70億円から74億円(同11.6%増)へ、純利益を同45億円から49億円(同15.7%増)へ上方修正したことが好感されている。消費税増税前の駆け込み需要の反動や薬価基準の引き下げ、診療報酬の改定による長期収載品から後発医薬品への移行の進行など市場環境の悪化で売上高は下方修正されたが、共同仕入や単品単価による納入価交渉などが奏功したことに加えて、持ち分法投資利益の想定以上の増加などがあり、利益は上方修正された。
 同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高1320億4600万円(前年同期比5.9%減)、営業利益は8億300万円(同34.4%増)、最終利益は20億1600万円(同99.3%増)となった。

バイタルKSKHDの株価は14時24分現在836円(△20円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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