CSSHDが売り物薄のなか下値切り上げ、「観光立国日本」の穴株

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/08/04 13:27
 CSSホールディングス<2304.T>が続伸、売り物薄のなか下値切り上げ波動が鮮明だ。同社は首都圏を中心に厨房業務請負に展開しており、「観光立国」を目指す国策関連の穴株として静かに存在感を高めている。
 具体的には食器洗浄・衛生管理・什器のメンテナンスを一括請負する「スチュワード事業」が収益の柱となっているが、訪日観光客増加に伴うホテルの高稼働を追い風に業績は成長路線をひた走る展開にある。前13年9月期最終利益は前の期比倍増の伸びを示したのに続き、今14年9月期も前期比45.1%増益の1億6400万円と5割近い増益を見込んでいる。さらに、新規取引先の開拓が進んでいることなどを背景に「一段の増額が有望」(市場関係者)とみられていることが株価強調の背景にある。
 8月12日に第3四半期決算を発表予定にあるが、ここで通期見通し上方修正の可能性もあり、目先上値を買い進む動きに反映されているもよう。

CCSの株価は13時22分現在379円(△13円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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