来週の株式相場見通し=買い優勢で上昇に拍車、4~6月決算に期待感
来週(28日~8月1日)の東京株式市場は、買い気優勢で日経平均株価は上昇基調を強めることになりそうだ。心理的フシ目の1万5500円を超えると、上昇加速の可能性もある。想定レンジは1万5200~1万5700円とする。
米株式市場は、NYダウ平均株価が過去最高値圏で頑強な推移をみせている。さらに、米景気回復を背景に、長期金利上昇の可能性も高まっていることから、外国為替市場で徐々に円安・ドル高が進行することになりそうだ。ただ、中東やウクライナをめぐる情勢は先行き不透明感が強く、新たな地政学的リスクが台頭した場合は、売り優勢の地合いに一変する可能性もある。なお、来週のFOMCは、従来方針継続の可能性が高い。
4~6月期の決算発表は、30日から8月1日にかけて前半のピークを迎える。今週の既発表決算は、通期業績の上方修正が散見されるなど好スタートの印象が強い。好業績銘柄への個別物色の輪が広がりをみせれば、全体相場の上昇に拍車をかけることになる。
日程面では、6月の失業率・有効求人倍率、6月の家計調査、6月の小売売上高(29日)、6月の鉱工業生産(30日)、黒田日銀総裁が講演(1日)に注目。海外では、FOMC(29~30日)、米7月のADP雇用統計、米4~6月期のGDP速報(30日)、米7月の雇用統計、米7月のISM製造業景況指数、中国7月の製造業PMI(1日)が焦点。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
米株式市場は、NYダウ平均株価が過去最高値圏で頑強な推移をみせている。さらに、米景気回復を背景に、長期金利上昇の可能性も高まっていることから、外国為替市場で徐々に円安・ドル高が進行することになりそうだ。ただ、中東やウクライナをめぐる情勢は先行き不透明感が強く、新たな地政学的リスクが台頭した場合は、売り優勢の地合いに一変する可能性もある。なお、来週のFOMCは、従来方針継続の可能性が高い。
4~6月期の決算発表は、30日から8月1日にかけて前半のピークを迎える。今週の既発表決算は、通期業績の上方修正が散見されるなど好スタートの印象が強い。好業績銘柄への個別物色の輪が広がりをみせれば、全体相場の上昇に拍車をかけることになる。
日程面では、6月の失業率・有効求人倍率、6月の家計調査、6月の小売売上高(29日)、6月の鉱工業生産(30日)、黒田日銀総裁が講演(1日)に注目。海外では、FOMC(29~30日)、米7月のADP雇用統計、米4~6月期のGDP速報(30日)、米7月の雇用統計、米7月のISM製造業景況指数、中国7月の製造業PMI(1日)が焦点。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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