２４日の株式相場見通し＝米株式の反落を受け続落

　２４日の東京株式市場は、１５年３月期決算企業の第１四半期（４～６月）の決算発表が本格化するものの、前日の米株式の反落などの影響もあり、日経平均株価は続落の展開となりそうだ。
　米シカゴ市場の日経平均先物９月物（円建て）の清算値は１万５３５５円と、同日の大阪取引所を２５円上回っており、寄り付きは買い先行となる可能性もあるが、買い一巡後は上値の重い展開となりそうだ。
　２３日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比２６ドル高の１万７０８６ドルと反落した。外国為替市場では、１ドル＝１０１円５０銭台での推移となっている。
　日程面では、６月の貿易統計、６月のセメント国内販売量。個別では、キヤノン<7751.T>、信越化学工業<4063.T>、ファナック<6954.T>が決算発表。海外では、中国７月のＨＳＢＣ製造業ＰＭＩ、米６月の新築住宅販売、韓国４～６月期のＧＤＰが焦点となる。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）