<動意株・7日>(前引け)=チノー、東洋電、日本通信

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/07 12:20
 チノー<6850.T>=特定資金介入思惑を背景に出来高を一気に膨らませ一時ストップ高。三菱化工機<6331.T>が燃料電池車関連の一角として人気化、きょうも大幅高に買われるなど異彩の上昇波を形成しているが、一部では仕手系材料株への投資で名を馳せた特定資金の介入思惑が底流にある。同社株もかつて同資金の攻勢で仕手化した実績があり、その思惑再燃が市場関係者の間で取り沙汰されている。

 東洋電機製造<6505.T>=堅調。5日付の日本経済新聞は15年5月期の連結純利益が前期推定比2倍の12億円になる見通しだと報じた。中国で高速鉄道の車両増設などで日系メーカーの高性能電機品の引き合いが強く、北米でもロサンゼルス市のLRV(低床型路面電車)向けの電機品が好調なほか、国内向けも堅調だという。

 日本通信<9424.T>=人気加速で大幅高。SIMカード解除の動きを背景に投機性の強い個人投資家資金を中心に高速回転売買の対象となっている。携帯電話事業者から回線を借りて割安なサービスを展開する仮想移動体通信事業者(MVNO)は、格安スマートフォンへの顧客ニーズを取り込み業績拡大に拍車がかかるとの読みが買いの根拠となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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