パスコが高い、新興国需要開拓し今期久々のピーク利益更新へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/06/30 14:04
 パスコ<9232.T>が高い。出来高をじわりと膨らませ上値指向を強めている。セコム系の航空測量最大手。国内公共部門が主柱を担っているが、地図データなど民間マーケティング需要も取り込んでいる。国内では復興関連や防災関連、2020年の東京五輪関連向けが好調で収益に寄与している。また、海外では新興国向けにインフラシステム輸出に傾注してビジネスチャンスを広げ、15年3月期業績は最終利益段階で前期比33.9%増の25億円見通しと、10年3月期の過去最高利益22億2500万円を5年ぶりに更新する可能性が高まっている。テクニカル的には、昨年11月の高値569円から半年以上にわたり調整が続いたが、4月に369円で底を入れ反転。足もとは上値抵抗ラインをブレイクしており、中長期下降トレンドからの決別を示唆している。

パスコの株価は13時59分現在459円(△15円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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